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代表的な性病であるクラミジアの危険性と治療薬

クラミジアは、主に目と性器に感染するクラミジアトラコマティスと呼ばれる病原菌によって発症する感染症であり、日本国内で最も感染者の多い性行為感染症でもあります。

 

引用:日本で多い性病としてクラミジアがあります


クラミジアは、多くの人が性行為による性器粘膜の感染で発症する性病と認識していますが、オーラルセックスの感染により咽頭炎や慢性の扁桃腺炎などを引き起こします。

又、クラミジアトラコマティスは、直腸や尿からも検出されるので肛門や尿を使った性行為も注意する必要があり、この性病の感染者はAIDSの起因となるHIVへの感染リスクが通常の3倍~5倍に跳ね上がります。

 

クラミジアトラコマティスは、基本的に細胞内の封入体内で活動し、感染細胞外に人体に有毒な毒素を分泌や放出しない為に炎症が非常に軽微なケースが多く、感染者のほとんどが無症候性で感染の自覚症状が無いとされています。

その為、感染に気が付かず水平感染や乳児の呼吸器に感染しクラミジア肺炎を起こす垂直感染を引き起こしてしまいます。

 

しかし、感染患部が拡大し病状が進行すると男性では尿道炎や精巣上体炎、女子では子宮頚管炎や卵管炎などを引き起こし不妊症の原因となったり、菌が更に上行し腹膜炎を引き起こすケースもあります。

 

検査としては、日本国内では淋病も検査可能な核酸増幅同定精密検査が健康保険適用となっていますが、感染者の検体から菌のリボソームRNAを検出するDNAプローブ検査法や病原体の遺伝子を比較的短時間で増幅するポリメラーゼ連鎖反応検査法、TMA検査法など様々な検査法があります。

 

日本性感染症学会のガイドラインによれば、アジスロマイシン1000mgもしくはアジスロマイシンSR2000mg1回服用、クラリスロマイシン400mgもしくはミノマイシン200mg12回の服用を7日間継続する治療法が推奨されています。

 

現在では、クラミジアの検査キットが通信販売でも入手する事も出来るので、自覚症状が無くても定期的に検査し感染の陰性の有無を確認する必要があります。